【競輪】田尾駿介が京王閣でG3初制覇 S級初VとのW栄冠「ラインに感謝」

 「大阪・関西万博協賛名輪会カップ・G3」(13日、京王閣)

 田尾駿介(31)=高知・111期・S1=がG3でS級初優勝を達成した。河端朋之(岡山)-久保田泰弘(山口)の3番手を追走して最終4角3番手から外を踏み込み1着でゴールした。2着には久保田、3着には鈴木竜士(東京)が入り、G1・競輪祭(11月21~26日・小倉)の出場権を獲得した。11Rのガールズ決勝は尾崎睦が今年2回目の優勝を決めた。

 田尾が切れ味鋭い追い込み勝負で涙のS級初優勝を決めた。G3の決勝進出は2回目。決勝の位置は河端-久保田の3番手。狙われる位置だったが、しっかり自分の持ち場を死守して、直線一気の差し脚でS級初優勝とG3初優勝のダブル栄冠を勝ち取った。

 「ラインに感謝。早い時期に追い込みに変わったし、自力選手のおかげ。優勝の喜びは奥さん、両親、高知支部の皆さんに報告したい」と目を真っ赤にしながら話した。

 この優勝で11月のG1・競輪祭への出場権をゲット。G1は昨年10月寬仁親王牌(前橋)以来2回目だ。「追い込みとして信頼してもらえる選手になりたい。この優勝を無駄にしないように頑張っていきたい」と抱負を語った。来年の夏はG1・オールスターの舞台で活躍するつもりだ。

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