【オート】スーパースター王座・SG 鈴木圭一郎が逃げ切りV!4年ぶり4回目の賞金王に輝いた

 スーパースターフェスタを制し賞金ボードを掲げる鈴木圭一郎(撮影・金田祐二)
 スーパースターフェスタを制し松本剛に祝福される鈴木圭一郎(撮影・金田祐二)
 スーパースターフェスタを制し喜ぶ鈴木圭一郎(撮影・金田祐二)
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 「スーパースター王座決定戦・SG」(31日、川口)

 4日間のトライアルを勝ち上がった8人によって、最終日12Rで決定戦が争われた。

 3枠の鈴木圭一郎(28)=浜松・32期=がコンマ02のトップSで逃げ切り、6年ぶり2回目の大会制覇。優勝賞金3100万円を獲得した。SG制覇は12回目。2022年の優勝は9回。通算63回目。4年ぶり4回目の賞金王に輝いた。4連覇を目指した青山周平(伊勢崎)は出遅れて4着に敗れ、2着に有吉辰也(飯塚)、3着には松尾啓史(山陽)が入った。また、11Rで争われた「スーパースターシリーズ優勝戦」は黒川京介(24)=川口・33期=が大会初V。佐藤摩弥(川口)は2着に敗れた。

 自分のレースに納得がいかず、10月には頭を丸刈りにした鈴木圭。S1に返り咲いた10月から7節連続で優勝なし。8節目の伊勢崎で3カ月ぶりに優勝したが、今節も1番人気で2度敗れ、反省の日々が続いていた。しかし、最後の最後にスカッと決めて見せた。

 レースは1枠の青山がSで置かれ、鈴木が好ダッシュで1周1角を先取り。2番手に有吉、3番手に早川清太郎(伊勢崎)が付けて、8周までそのままの順位。9周目で松尾が早川をかわして3番手に浮上。鈴木は後続を引き離す一方で、ゴールでは2着の有吉に22メートルの差をつけた。

 「今までで一番いいSが切れました。思っていた展開と違ったので、あれ?10周は長いなあと思った。夢で2、3着に負けて目が覚めたので、20周した感じです。下周りをやって、エンジンは良くなっていました。今後も一つ一つ全力でやるだけです」と笑う。

 この勝利で宿敵・青山とのSG優勝戦の対戦成績が11勝10敗となり一歩リード。SG優勝回数も青山の12回に並んだ。両雄の覇権争いは当分の間、続きそうだ。

 新年の“走り初め”は1月2~4日まで川口で開催されるニューイヤーカップ。1日も休まず、元日の午後6時には川口のロッカーに入る。2023年、また新たな戦いの日々がスタートする。

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