【凱旋門賞】ドウデュース“圧冠”一番時計 松島オーナー「エグい」武豊「迫力ある」

 武豊を背に負荷をかけられたドウデュース(撮影・北村雅宏)
 愛馬を見守った松島オーナー(右)と談笑する友道師(中央)、武豊
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 「凱旋門賞・仏G1」(10月2日、パリロンシャン)

 世代王者の貫禄を見せつけた。ニエル賞・G2(9月11日・仏パリロンシャン)から本番へ向かうドウデュースが24日、武豊を背に栗東CWで3頭併せを敢行。僚馬の最内から力強く抜け出し、ヒートオンビート(5歳オープン)に5馬身差、セレブレイトガイズ(3歳1勝クラス)に7馬身差をつけて先着し、水曜の一番時計となる6F78秒2-35秒8-11秒2をマークした。

 この日は(株)キーファーズ代表の松島正昭オーナーが栗東トレセンに来場してダービー馬の様子をチェック。初めて生で見る愛馬の調教に、「エグい!めっちゃ脚が速いね」と圧巻の走りを目に焼き付け、笑顔をはじけさせた。

 ダービー以来の騎乗となった鞍上も、「実質的な国内最終追い。うれしくなるような動きでした。自分から動いてくれたし、迫力があります。変わったところ?(G1を勝って)ゼッケンの☆印が増えたところかな」と“ユタカ節”を交えながら充実ぶりをアピールした。準備万端。日本馬悲願の凱旋門賞Vに向け、一点の曇りもないように感じる。

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