【ボート】尼崎SG 地元の魚谷智之、稲田浩二が強力遠征陣を迎撃
「オーシャンカップ・SG」(19日開幕、尼崎)
当地でのSGは2018年5月のオールスター以来。4年ぶりとなる尼崎での大舞台に地元からは魚谷智之(46)=兵庫・76期・A1=、稲田浩二(37)=兵庫・95期・A1=の2人が参戦。ともに地元での強さは周知の通りだが、地元でのSG優勝はない。どこよりも走り慣れた地元水面なら気合満点の走りは当然。地元SG制覇だけを狙って強力遠征陣を迎撃する。
尼崎ではG1V3の実績を残す魚谷は、2連対率40%の25号機が今節の相棒となった。「試運転では前本さんにやられました。特訓では優劣はなかったと思う。ペラはまだ見ていないのでいろいろやっていく」と前検は可もなく不可もない手応え。それでも地元では昨年の年末戦から4節連続での優出中。抜かりなく臨戦態勢を整えて存在感を示す。
稲田は数字のあるエンジンを手にした魚谷とは対照的に2連対率の低い17号機を引き当ててしまった。「ちょっと重たくて回転が上がっていない感じがした。まずは乗り心地を求めて調整」と課題を口にした。地元は昨年5~11月にかけて3節連続Vもあり、仕上がれば無類の強さを発揮。早い仕上げが快走へのカギになりそうだ。




