【地方競馬】連日の巨漢馬V スマイルウィが待望の重賞初勝利を飾った

 「京成盃グランドマイラーズ・S2」(24日、船橋)

 4番人気のスマイルウィが待望の重賞初制覇を決めた。道中2番手から直線抜け出し、このレース3連覇がかかった1番人気カジノフォンテンの猛追を半馬身差で振り切った。3番人気の4歳馬ギガキングが3着。1、2着馬は「第34回かしわ記念」(5月5日・船橋)の優先出走権を獲得した。

 23日のダイオライト記念は549キロのノーヴァレンダが復活Vをマークし、この夜は564キロのスマイルウィが重賞初制覇だ。開催前にコースの砂を入れ替えた船橋競馬場。2日連続して出走馬中で最重量の巨漢馬が、栄冠を勝ち取った。

 逃げるケラススヴィアを4角まで2番手で追走。直線に向いて早々と先頭に立つと、まずはギガキングやモジアナフレイバーを振り切った。そして、最後は3連覇をかけたカジノフォンテンが迫ろうとしたが、やはりゴールまで抜かせなかった。

 「人間が勝つ気になって少し無理をさせたが、いい併せ馬になれば負けないと思ってました。頭が下がります」と矢野貴之はパワーと根性を絶賛。管理する張田京師は「次はオープンから川崎マイラーズを予定していたけど、かしわ記念も選択肢に入りますね」と、さらに上のレベルに挑む可能性も示唆した。

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