【京都記念】ジェラルディーナ重賞初Vへ視界良好 両親合わせてG1・13冠の超良血

 「京都記念・G2」(13日、阪神)

 ジェンティルドンナの3番子ジェラルディーナが10日、重賞初タイトルに向けて軽快な走りを披露。しまいは鋭い反応を見せ、好気配をアピールした。まだまだ粗削りながら、秘める素質は相当。ここでVをもぎ取り、さらなる大舞台へ駒を進めたい。

 重賞初Vを目指すジェラルディーナは栗東CWを単走。6F90秒2-39秒4-11秒3を計時した。1週前に負荷をかけられているため軽めのメニューだったが、ラストは軽く合図を送られただけで鋭く反応。週末に向けて視界良好だ。

 またがった福永は「ストライドが伸び、体も増えてパワフルになってきている。めちゃめちゃ(状態が)良かった前々走ほどではないけど、前走ぐらいの高いレベルにはある」と好感触。斉藤崇師も「前半もしっかり折り合えていたし、しまいの反応も良かった。順調に来られたと思います」と納得顔だ。

 父はモーリス、母はジェンティルドンナ。両親合わせてG1・13冠という超良血。心身ともに成長途上だった3歳春こそ頭角を現せなかったものの、7月の1勝クラスから3連勝で一気にオープン入りを果たした。前走のチャレンジCこそ4着だったが、外有利な馬場で内々を通ってのもの。鞍上は「精神面はまだまだで、そこが成長すればもっと体も変わってくる。ポテンシャルはG1で戦える馬」と太鼓判を押す。

 一昨年は厩舎の先輩クロノジェネシス、昨年はラヴズオンリーユーが、ここでの勝利を皮切りにさらなる飛躍を遂げた。偉大な父母に追いつくためにも、まずはここでタイトル奪取といきたい。

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