【朝日杯FS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「朝日杯FS・G1」(19日、阪神)

 阪神競馬場のある兵庫県宝塚市の日曜の天気予報は晴れ。土曜の芝は稍重でスタートしたが、日中に良馬場まで回復しており、当日も良での開催が見込める。朝日杯FSと同じ芝1600メートルで行われた土曜阪神10R甲東特別(2勝クラス)の勝ち時計は、1分34秒0と平均的なものだった。10月から開催が続いているが、例年と変わらない馬場状態と言えそう。ハイペースなら1分33秒台、流れが落ち着くようなら1分34秒台の決着とみる。

 逃げ馬が比較的、内を避けて走っていたように、ラチ沿いの芝は最後の直線を中心に荒れてきている印象。流れ次第で先行馬の台頭もあるが、外回りではある程度速い上がりを使えることが条件になりそうだ。荒れ馬場でもパフォーマンスが落ちない差し馬を狙う。

 ダノンスコーピオンは、デビュー戦で今回と同じ阪神マイル戦に出走。力のいる稍重馬場ながら、メンバー最速の上がり3F34秒0の末脚で差し切った。力強い決め手を持っており、今の馬場は間違いなく合う。

 4枠7番と真ん中の枠を引けたことで、内を走らされることもなさそう。直線でスムーズに外に出せる形なら、自慢の末脚で好勝負に持ち込める。

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