【阪神JF】ナビレラ 亡きオーナーにV捧げる 伏木田修社長「恩返し」

 「阪神JF・G1」(12日、阪神)

 無敗の2歳女王を目指すウォーターナビレラが誕生したのは、北海道浦河町の名門・伏木田牧場。快進撃を続ける姿に、伏木田修社長(43)は「ビックリですよ。何でって感じで」と声を弾ませる。

 自ら配合を考え、母シャイニングサヤカに新種牡馬シルバーステートを選択。「生まれた時からいい馬で、長く付き合いのある山岡良一オーナー(故人)に、初めて『買っていただきたい馬がいます』と勧めたんです」と当時を懐かしむ。しかし、そのオーナーは2走前のサフラン賞直前に他界してしまった。

 「ウチは武家とも付き合いが長く、幸四郎調教師とは同い年。天国で(オーナーの馬も管理した)邦彦先生とナビレラの活躍を喜んで応援してくれていると思います。少しは恩返しできているかな」と空を見上げる。「大切に紡いできた血統から、こんなシンデレラストーリーが…。もう十分でしょ」と言いながらも、当日は競馬場へ足を運び、全力で応援するつもりだ。

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