【競輪】児玉碧衣が広島でガールズ新記録の25連勝を達成

 「第35回古田泰久記念杯・F1」(13日、広島)

 最終日の10Rに行われたガールズ決勝は児玉碧衣(26)=福岡・108期・L1=が優勝。連勝を25に伸ばし、これまで児玉と石井寛子(東京)、梶田舞(栃木)の3人が持っていたガールズケイリン連勝記録を更新した。

 7月29日の静岡から22連勝で臨んだ今開催は次走のガールズケイリングランプリトライアル(18~20日・小倉)を見据えてナショナルチーム仕様の新車を投入。「スピードには乗れるけどふらつく。(自転車を)押さえつける力がまだ足りない」と慣れない新車に苦戦しつつも、初日と2日目は危なげなく連勝。決勝も3番手確保から難なくまくりを決めて新記録となる25連勝を達成した。

 次走に向けては「3日間でこの自転車を押さえつけて走れるパワーを付けたい」と新車を乗りこなすために手は緩めない。「このまま年末まで無敗でガールズグランプリを勝てばそこで通算400勝になる。そうなるとドラマですよね」と大舞台で節目の勝利を達成するためには連勝を途切れさせるわけにはいかない。強豪がそろう次走の小倉でも力強い走りで目指すは完全優勝だ。

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