【ボート】北村征嗣が児島初優勝「松井繁さんにいい情報を持って帰れる!」と笑顔

 「住信SBIネット銀行賞」(4日、児島)

 大混戦となった男女混合6日間シリーズは4コースカドから差し切った北村征嗣(42)=大阪・83期・A1=が勝利。4月の宮島一般戦以来となる今年2回目、児島で初、通算25回目の優勝を飾った。

 次節にG1・児島周年を控えた今節は超エース機が出ておらず、低調機シリーズ。優勝戦は、デビュー11回目の優出で初優勝へ挑んだ中田が3コースからコンマ13のSを決め、1コースの南はコンマ25と少し遅れた。2コースの木下がまくりに出るも南がブロック。3、4コースの中田と北村が差してバックは接戦。1周2Mを先行した北村が先頭に立ち、中田は2着。南が3着に続き、3連単は1万4300円の好配当。最後はA1級の北村が貫禄を見せつけた。

 前節の転覆で足落ちが懸念された34号機の北村は「2日目が終わってペラをモデルチェンジ。整備もして徐々に違和感は改善。優勝戦の体感が一番良かった。今節たくさん調整をしたから、次に児島のG1を走る松井繁さんにいい情報を持って帰れる」と晴れやかな笑顔を見せた。

 昨年は18優出V5の成績を残し、ボートレースクラシックに出場。22年5カ月目にして初めてSGの舞台に立った。トレードマークだった金髪と赤いウエアから、今は黒髪とブルーのSGウエアに変身。「児島の初優勝はめっちゃうれしい。またクラシックに出たい。ここからまた優勝を増やしたい」とSG戦出場への意欲を見せた。憧れの松井繁との大舞台での競演を目標に、児島からの再始動を誓った。

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