【レパードS】柴田善JRA最年長重賞V記録更新へ メイショウムラクモで岡部超えだ

 決戦を前にリラックスムードのメイショウムラクモ
 柴田善
2枚

 「レパードS・G3」(8日、新潟)

 偉業達成に挑む。7月30日に誕生日を迎えた柴田善臣騎手(55)=美浦・フリー=にとって、レパードS当日は55歳0カ月10日。勝てば岡部幸雄氏が02年のステイヤーズS(ホットシークレット)で記録した、54歳0カ月31日のJRA最年長重賞勝利記録を1年近く更新することになる。

 記録達成へ、ともに挑むのは〈3・1・0・0〉と相性抜群のメイショウムラクモ。古馬初対戦の前走を7馬身差で圧勝と勢いに乗っている。「戦っていないメンバーが多いけど楽しみ。馬が気持ち良く走ってくれるように、上から応援したいね」と決戦を心待ちにする。

 日本中が熱狂する東京五輪。中でもソフトボールの金メダル獲得に、大ベテランも自らの心を奮い立たせていた。「最後の上野(由岐子)選手はすごかった。五輪から(競技が)一度外れて、また戻ってきてね。モチベーションの維持がすごいよ。俺もケガから復帰するまではきついけど、でも馬に乗るのが好きだから。休んでいると、すごく乗りたくなるんだよ」と自身の苦労と重ね合わせた現役最年長ジョッキーは、「平常心ですよ。いまさら俺が焦ってどうするの」と軽く笑い飛ばしながら、クールに大仕事を果たす。

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