【クイーンS展望】マジックキャッスル戴冠へ視界良好

 「クイーンS・G3」(8月1日・函館)

 4歳馬マジックキャッスルが戴冠をもくろむ。今年は愛知杯で重賞初制覇を決めると、続く阪神牝馬Sは2着。ヴィクトリアMでも3着に好走するなど、着実に力を蓄えてきた。国枝師は「放牧を挟んで仕上がりは順調。1800メートルの方が流れに乗りやすいだろう」と余裕の表情だ。

 同じ国枝厩舎が送り出す、福島牝馬S2着のドナアトラエンテも有力だ。不良馬場に苦しんだ2走前の中山牝馬Sを除けば〈4・5・1・0〉の安定感。トレーナーは「こちらも順調。輸送で馬体重は減るだろうけど、その後に滞在するから大丈夫」とうなずく。

 末脚が武器のテルツェットも侮れない。前走のヴィクトリアMは14着に終わり、連勝は4でストップしたが、ルメールとの新コンビで再び浮上するか。シャムロックヒルの先行力も魅力。ただ、逃げ切ったマーメイドSが50キロだっただけに、今回は55キロが鍵になる。

 他にも前走の米子S3着で復調の兆しが見えたクラヴァシュドール、重賞2勝のフェアリーポルカ、実力馬シゲルピンクダイヤなど、V圏内に多数ひしめき合っている。

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