【競輪】岸和田G1 稲川翔が地元で通算300勝「(野原)雅也が落車で喜べない」

 「高松宮記念杯・G1」(19日、岸和田)

 3日目9Rの西日本準決で稲川翔(36)=大阪・90期・S1=が1着。2005年7月のデビューから1195走で、節目の通算300勝を達成した。

 レースは前を任せた野原雅也(福井)が落車。「冷静になれ…と自分に言い聞かせました」と、打鐘過ぎからは自分から力を信じて攻めることに専念。最終バックからは外を踏んできた松浦悠士(広島)をけん制しながら、まくりを敢行。先頭でゴールを駆け抜けた。

 今回は地元開催のG1。「やることはやってきました。どんな展開になっても、ひるまん(ひるまない)と思っていました」。それを準決で体現できた稲川。通算300勝と、地元G1での決勝進出を決めたが、ゴール後のガッツポーズは封印。「(前を任せた野原)雅也が落車したので、手放しには喜べないですね」と理由を明かした。最終日(20日)の決勝でゴールを先頭で駆け抜けるときまで、歓喜のガッツポーズは残しているようだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス