【競輪】福井万博協賛は柴崎淳が制圧 最終バック番手まくりで通算5回目のG3優勝

通算5回目のG3優勝に笑顔の柴崎淳
通算5回目のG3優勝に笑顔の柴崎淳
通算5回目のG3優勝に笑顔の柴崎淳
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 「大阪・関西万博協賛競輪・G3」(13日、福井)

 12Rで決勝戦が行われ、柴崎淳(34)=三重・91期・S1=が最終バックからの番手まくりで1着。2019年11月の四日市記念以来となる、通算5回目のG3優勝を飾り、賞金305万円を獲得した。2角4番手から仕掛けた野田源一(福岡)が2着、野田マークの合志正臣(熊本)が3着に入った。

 激戦を制したのは柴崎だった。前を任せた吉田茂生(岐阜)が打鐘前から先行。ハイペースで飛ばすと、柴崎は仕掛けてきた野田をけん制しながら、最終バックから番手まくりを敢行。後続を振り切って先頭でゴールした。

 ヒーローの柴崎は「素直にうれしいです。若い頃は(自分が)果敢に仕掛けていたので、今回はその分、中部の若い選手が行ってくれたのかな」と笑顔。この優勝でG1・競輪祭(11月18~23日・小倉)出場権もゲット。昨年9月にG2・共同通信社杯(伊東)3日目特選で落車し、第一腰椎を骨折。12月に復帰して、今回は1年7カ月ぶりにG3優勝。「目標はG1、G2ですね。優勝できるように頑張ります」。自ら動けるうえに中部の若手に乗る展開ならさばける。ケガからも復調し、自在性を帯びた柴崎は大舞台でも活躍するに違いない。

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