【安田記念】インディチャンプ復権号砲デモ!状態文句なし 福永「逆転の目ある」

 「安田記念・G1」(6日、東京)

 打倒グランアレグリアへ-。インディチャンプが2日、熱のこもった最終追い切りを敢行した。栗東坂路でイメル(5歳3勝クラス)を2馬身ほど先行させてスタート。グングンと加速してトップスピードに入ると一気に突き抜ける。しっかり1馬身半先着を決めてフィニッシュ。4F51秒8-37秒3-12秒3とタイムも文句なしだ。

 音無師は攻める姿勢を言葉に込めた。「先週でほぼ出来上がっているが、当該週にしっかりやらずに行くと結果が出ていないから。最後の1Fはしっかりやっています。先週、今週と同じような動きなので、問題ないと思っている」ときっぱり。オーバーワークになるリスクを取ってでも、極限の仕上がりを追い求めた。

 2020年4月のマイラーズCを最後に勝利からは遠ざかっているが、19年にはマイルG1を独占しただけに意地がある。特に安田記念ではドバイターフを制した直後のアーモンドアイを破っており、この舞台でグランアレグリアにリベンジしたい思いは強い。指揮官は「グランアレグリアには2度負けているし、負かすのは厳しいが胸を借りるつもりで。マイルに戻るし、一発やってほしい」と並々ならぬ気合を示した。

 タッグを組む福永は、先週のダービーで騎手として史上3人目の連覇を決めた。「相手は強いが、諦めてはいない。逆転の目はある。どういった競馬で1着を目指す騎乗ができるか。自分の仕事をしっかり果たせるよう準備していきたい」と鞍上。今週も大仕事を成し遂げるため最善を尽くす。

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