【POG】今年も東京デビュー組に注目(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 フローラSはクールキャット(牝、奥村武)が勝利。折り合いもピタッとはまって見事な重賞制覇でした。さすがのルメールだったと思います。次走の正式な発表がまだですが、当然オークス(5月23日・東京、2400m)は視野に入ってくると思います。すでにルメールはアカイトリノムスメ(牝、国枝)での参戦が発表されていますし、果たしてどういう采配をするでしょうか。楽しみです。

 さて、美浦では2歳馬でも速い追い切りをする馬が少しずつ出てきました。いったんゲート試験を受かって放牧されていた組も東京デビューに向けて戻ってくるという話も聞いていますし、そろそろPOGのデビュー情報もお送りできそうな時期になってきました。昨年の東京デビュー勝利組ではサトノレイナス(牝、国枝)、先週のフローラSを勝ったクールキャット、その2着だったスライリー(牝、相沢)などが活躍を見せていますが、例年と比べると当たりを見つけるのが難しかったかもしれませんね(サトノレイナスは評判通りでしたが)。今年も東京デビュー組にお宝が眠っていると信じて取材していければと思っています。

 ちなみに今週はモントライゼの全妹ソリッドグロウ(牝、池上、父ダイワメジャー、母ムーングロウ)、デュードヴァンの半妹デエスデュヴァン(牝、斎藤誠、父ドゥラメンテ、母ジェラスキャット)、フレッシュラムール(牝、斎藤誠、父ロードカナロア、母メダリアダムール)、税込みで2億9160万円という高額で取引されたエアグルーヴ血統のホウオウプレミア(牡、奥村武、父ロードカナロア、母アドマイヤテンバ)などの良血馬がゲート試験に合格しています。

 恐らく5月の中旬以降にドラフトを行うグループが多いでしょうし、それに向けて情報量も多くしていきます。POGドラフトに向けてぜひとも楽しみにしていてください。(馬三郎美浦支局・木村)

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