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【POG】大物感あふれるディープ産駒コマンドライン(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 牡馬クラシック1冠目の皐月賞はエフフォーリア(牡、鹿戸)が勝利。これで3年連続で無敗の皐月賞馬が誕生しました。牝馬も2年連続で無敗の桜花賞馬が誕生していますし、ダービー・オークスも同じように無敗で…なんてことになるのでしょうか。そして桜花賞2着だったサトノレイナス(牝、国枝)の日本ダービー(5月30日・東京、芝2400m)挑戦が発表もされましたね。しかも鞍上はルメールということで、これは楽しみが一段と増す発表だったと思います。皐月賞のエフフォーリアのレースを見ると、ダービーではさらに盤石ではないか?と思いましたが、思わぬところからライバルが出現してきましたね。どうなるか楽しみです。

今週からはオークス、ダービーの最終便を懸けて戦いが始まりますが、遅れてきた大物がいるかどうか。まずは今週のフローラSに注目したいですね。

 今年は産地馬体検査がなくなった影響もあり、POG本の発売が例年よりも早いようですね。早速手元にも確保して馬体チェックに勤しんでおりますが堀厩舎、国枝厩舎あたりは相変わらず血統も馬体も豪勢な感じがしますね。コマンドライン(牡2歳、国枝、父ディープインパクト、母コンドコマンド)あたりはすでにゲート試験を合格して放牧に出ていますが、雄大な馬格で大物感にあふれていました。ディープ産駒で大物感にあふれ過ぎていると決め手に欠ける印象があるだけに、今後の変化には注目したいですね。このままいけば東京開催のデビューもありそうですし、帰厩してきたらまたレポートできればと思っています。

 さて、先週は新種牡馬の紹介をしましたが、今回はすでに活躍している種牡馬のイメージを紹介していければと思います。

まずは大物を出しているエピファネイアですね。シンボリクリスエスの後継種牡馬になりますが、父よりも柔軟性に優れている子を出しているイメージですね。そこは母シーザリオの影響でしょうか。そしてサイズの大きい馬が多く、ディープ肌との相性も抜群にみえます。気性的に難しい馬も多いと聞きますが、圧倒的なパワーから生み出すスピードが産駒最大の持ち味。ある程度馬格のある馬からチョイスすると大物を引き当てるかもしれません。

 キズナは完成度が高く、前向きな気性をしている馬が多いですね。POG的には早い時期から楽しめる種牡馬になると思います。こちらもガッチリしていてパワーに寄り過ぎているのでは?と感じるくらいの体つきの方が堅実なスピードが伝わっている印象。柔らかい馬もいて、非常に高い素質を感じさせるのですが、堅実に稼ぐならばガッチリしたパワータイプを選ぶべきかと。

 モーリス産駒は父が緩かった影響もあってから産駒も成長がゆっくりの印象。切れる脚に欠けるので、瞬発力を求められる場面では不向きの印象です。相対的にPOG向きの馬は少ないかもしれませんが、長い目で見て活躍馬を出しそうなタイプ。上記2頭と比べると少し産駒の評価も落ち着いた印象なので、一口などで狙うのもありかと。

 ドゥラメンテは常歩が非常に柔らかい馬が多いのですが、気性も難しい馬が多い印象。キングカメハメハというよりはトニービンが強く残っているイメージで、一番馬体での判断も難しい種牡馬かもしれません。トニービンは見栄えのしない馬が走ると言われていましたからね。いつか大物も出ると思いますが、当たりハズレがはっきりしそうな種牡馬です。(馬三郎美浦支局・木村)

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