【競輪】向日町F2 「後手にならないように」と“流れ見る”走りで2回目のVを狙う永礼美瑠
「京つつじ賞・F2」(24日、向日町)
並走にもしっかりと対応して1着を手にした永礼美瑠(21)=愛知・118期・L1。2日目6Rは先行した下条未悠(富山)を最終2角からまくりでねじ伏せた。
「下条さんも余裕を持っていたけど、ここ何場所か並走は落ち着いてできている。あとは4角から伸び切ればと思って走った」と下条との並走にも冷静に対応して1着をつかんだ。
初日は逃がされる展開になり踏み過ぎてしまったが、2日目はしっかりとレースを組み立てた。「レースの中でしっかり動けている。脚も使っているし、全体的には悪くない」と自身の動きにも合格点。決勝戦でも十分に戦える状態だ。
決勝戦は自力型も多く混戦ムード。「長い距離を踏める人が多いのは苦手だけど、後手にならないように。自分の踏み方をしっかりすれば」と名前の通りに“流れ見る”走りで勝負圏を確保し、最後はシャープに伸びて通算2回目のVを狙う。