「アーリントンＣ・Ｇ３」（１７日、阪神）

　川田騎乗のホウオウアマゾンが、１番人気に応えて差し切りＶを決めた。五分のスタートから２番手につけると、直線は馬場の真ん中へ。力強い伸び脚を見せ、１０番人気リッケンバッカーの猛追をしのぎ切り、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは１分３４秒２（重）。３着には７番人気レイモンドバローズが入り、３連単は２１万５７００円の波乱決着。なお、上位３頭はＮＨＫマイルＣ（５月９日・東京）の優先出走権を獲得した。

　４週連続の重賞勝利を挙げた川田は「無事に勝てて良かったです。ゲートをスムーズに出られて、並びも良かったですし、気持ち良さそうに走り切れました。馬っぷりがだいぶ良くなっていると追い切りの段階から感じましたし、返し馬でも改めて感じました。体に弱い部分が残っていますが、そのへんが解消されれば」と振り返った。