【中山グランドJ】6連覇へ背水の陣で挑むオジュウチョウサン 石神は動きの良さ強調

 「中山グランドJ・JG1」(17日、中山)

 中山グランドJ5連覇中のオジュウチョウサン(牡10歳、美浦・和田郎)が14日、美浦Wで最終追い切り。5Fから軽快に飛ばし、65秒0-37秒2-12秒4の好時計をマークした。騎乗した石神は「スムーズに折り合ってたし、直線ではいい反応を見せてくれました」と動きの良さを強調。大一番に向けて「いい形で迎えられます」と力を込める。5カ月ぶりだが、調整は順調で体調面に不安はない。

 前走の京都ジャンプSで3着に敗れたため、障害重賞連勝記録は13でストップしたものの、今回は史上空前の同一重賞6連覇が懸かる。ただ、鞍上は「記録は達成したいですけど、まずは無事にという気持ちです」と今の心境を語る。前走後に脚部不安が判明しただけに慎重な姿勢だ。

 それでもオジュウチョウサンにとって記録は勲章であり、自身も勝ちたいという意欲はある。「欲張りですけど、無事に走ってくれた上で勝ってほしいですね」とうなずく。久々の障害で敗北を味わった絶対王者が、どんな走りを見せるか見届けたい。(デイリースポーツ・小林正明)

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