【競輪】広島F1 石丸寛之が通算400勝を達成 目標不発も自らまくって決着

 「サテライト山陽カップ・F1」(12日、広島)

 このシリーズの開幕戦となる1Rで、S級S班を2回も務めたことのある石丸寛之(46)=岡山・76期・A1=が1着。1995年8月の武雄でデビューしてから25年7カ月、2329走で通算400勝を達成した。

 レースは前を任せた池川瑠威(広島)が不発。それでも、石丸は最終2角5番手から猛然とまくって、先頭でゴールを駆け抜けた。「池川君を入れようか考えたけど、キツそうだったので。(オッズも)自分から売れていたし、早々に決められて良かった」と節目の勝利にホッとした様子だった。

 2日目(13日)は準決に進出する石丸。「今場所は特昇に王手をかけている青柳(靖起)君がいるけど、1個1個(1着を)積み重ねていきたい」と気合十分。まだまだ白星を手にするつもりだ。

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