【東京新聞杯】ヴェロックス現状打破へ 再び大舞台に…初マイルで開眼だ!

 「東京新聞杯・G3」(7日、東京)

 19年のクラシック3冠レースで2・3・3着と上位の一角を担ったヴェロックス。サートゥルナーリアなどとしのぎを削ったその実力は、誰しもが認めるところ。だが、明け5歳を迎えても、いまだ重賞タイトルには手が届いていない。

 近3走は9・3・9着。人気を裏切る結果に、もどかしさが募る。片山助手は見せ場なく終わった前走を振り返り、「スムーズに運べているように見えて、追ってから伸びを欠いた感じ。クラシックで頑張ってくれたけど、長い距離はあまり得意でなかったのかもしれません」と話した。現状打破へ-。陣営は適性を検討した末、キャリア14戦目にして初のマイルへかじを切った。

 中間の調整は順調だ。1週前は栗東坂路で強めに追われ、4F56秒5-12秒5を計時。体の張りが良く、追いだしへの反応も速かった。「体調面に問題はなく、すぐに乗り込みを開始して、元気もいいですね。中京より馬場状態の良さそうな東京のマイル戦に間隔を詰めて出走することで、何か変化があれば」と同助手。いざ開眼の時。新境地で“無冠”に別れを告げ、再び輝く大舞台に返り咲く。

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