【POG】ウインアグライアはオークス目標 次走はフローラS(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。クラシック戦線を見据える良血馬からデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 23日に中京で行われた若駒S(芝2000m)を制したのは関東馬ウインアグライア(牝、和田雄)。これでOP特別2勝目となりました。「距離延長とタフなコンディションになったのも良かったですね」と和田雄師。これで賞金的には桜花賞出走も問題なくなりましたが、狙いはオークス(5月23日、東京・芝2400m)ということで、次走はフローラS(4月25日、東京・芝2000m)と発表されました。時計勝負となる東京でどんな競馬をするか楽しみですね。

 24日の若竹賞(中山・芝1800m)はロードトゥフェイム(牡、尾形)が勝利。不良馬場でも力強く伸び切った走りは見事でしたね。馬体からもパワーを感じさせる馬です。次走はスプリングS(3月21日、中山・芝1800m)が有力とのこと。

 24日の中山・芝2000mの新馬戦を制したのはカレンレベンティス(牡、国枝)。まだ粗削りな面は見受けられましたが、ここでは力が一枚上の印象でしたね。次走は未定。

 中山の未勝利戦では大竹厩舎の2頭が勝利。23日の芝1600mでは、シュバルツカイザー(牡)が速いペースを好位から押し切って勝利。2~4着馬は後方から進めていた馬だけに強い競馬だったと思います。こちらは次開催中山の自己条件が目標となりそう。

 24日の芝2200mはソーヴァリアント(牡)が勝利。昨年はカフェイン検出により1着入線失格となってしまった馬ですが、きっちり勝ち切れましたね。これは関係者の方々も本当に安心できた勝利だったと思います。一度放牧に出して次走を検討するとのこと。

 阪神JF2着から休養していたサトノレイナス(牝、国枝)は桜花賞(4月11日、阪神・芝1600m)へ直行すると発表がありました。

 ホープフルS4着のタイトルホルダー(牡、栗田)、新馬戦を勝って放牧に出ていたホウオウサンデー(牡、奥村)は弥生賞ディープインパクト記念(3月7日、中山・芝2000m)へ向かう。

 ジュニアCを勝って放牧に出ているヴェイルネビュラ(牡、大竹)はスプリングS(3月21日、中山・芝1800m)へ。(馬三郎美浦支局・木村)

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