【東海S展望】実績断然!19年覇者インティが完全復活を果たす

 「東海S・G2」(24日、中京)

 実績面では抜けた存在のインティを中心視する。前走のチャンピオンズCでは2番手から運んで直線半ばで先頭に立ち、3着に踏ん張ってG1馬の意地を見せた。破竹の7連勝で19年フェブラリーSを制して以降、リズムを崩して勝ち星から遠ざかっているが、相性のいい舞台で完全復活を果たし、府中の頂上決戦へ向かいたい。

 ベテルギウスSで差し切り勝ちを決め、リステッド2連勝を飾ったオーヴェルニュ。オープン入り後は7、5、4着とやや壁にぶつかった印象はあったが、一戦ごとにレースぶりが良化。経験を重ねつつ成長してきて、ようやく軌道に乗ってきた。いざ、重賞初制覇へ-。目下の勢いなら負けてはいない。

 ブラジルCを2馬身差で完勝した白毛馬のハヤヤッコ。4角9番手から、直線で自慢の末脚がさく裂。メンバー最速の上がりで一気に突き抜けた。同じシラユキヒメの一族であるソダシが、昨年の阪神JFで白毛馬初となるG1制覇。今最も勢いのある血のあと押しも受けて、19年レパードS以来の重賞2勝目を狙う。

 ポルックスSでオープン初Vを決めたダノンスプレンダー。道中6番手で運ぶと、直線は狭いスペースを割って抜けだし、最後は2着馬の猛追を鼻差でしのいだ。着差はわずかだったが、勝ち切ったのは本格化の証し。上昇曲線を描くロードカナロア産駒に注目だ。

 チャンピオンズCでは13着と大敗したアナザートゥルースも、晩成の血筋だけに衰えたとみるのは早計だ。

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