サートゥルナーリア引退 社台SSで種牡馬入り、角居師「まさか僕と一緒に…」

 19年皐月賞などG1で2勝を挙げたサートゥルナーリア(牡5歳、栗東・角居)が現役を引退し、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが15日、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。

 20年の宝塚記念4着後は調整に手間取り、ジャパンCでの復帰を目指したものの、左飛節に腫れが出たため回避。その後は休養に入っていたが、宝塚記念後に負った左背部のダメージが表面化。一向に改善が見られず、復帰してもベストなパフォーマンスを発揮できないとの判断から引退が決まった。

 21年2月末で厩舎を解散する角居師は「まさか僕と一緒に引退することになるとは考えもしませんでしたが、種牡馬としての期待の高い馬ですから、この血統をさらに広げていってくれることを楽しみに見守っていきたい」とコメントしている。

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