G1・2勝馬サートゥルナーリアが引退

ホープフルSを制したサートゥルナーリア(左)=2018年12月28日、中山競馬場
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 19年皐月賞などG12勝を挙げたサートゥルナーリア(牡5歳、栗東・角居)が現役を引退し、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが15日、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。

 同馬は18年に阪神でデビュー。ホープフルSでG1初制覇を決めると、ぶっつけで臨んだ翌年の皐月賞を勝ってクラシックウイナーとなった。しかし、昨年の宝塚記念4着後は調整に手間取り、ジャパンCでの復帰を目指したものの、左飛節に腫れが出たため回避。その後は休養に入っていたが、宝塚記念後に負った左背部のダメージが表面化し、その箇所の筋肉が顕著に落ちてしまったという。

 ケアを続けたにもかかわらず改善が見られず、復帰してもベストなパフォーマンスを発揮できないとの判断から引退が決まった。今年2月末で厩舎を解散する角居師は「まさか僕と一緒に引退することになるとは考えもしませんでしたが、種牡馬としての期待の高い馬ですから、この血統をさらに広げていってくれることを楽しみに見守っていきたいと思います」とコメントしている。

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