【POG】オーソクレース、ホープフルSへ順調調整 鞍上はルメール(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。クラシック戦線を見据える良血馬からデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 いよいよ2歳G1が行われる時期になりましたね。阪神JFの人気馬を見ていると、サトノレイナス(牝、国枝)以外はなかなか指名が難しい馬たちになった印象。今年は今のところは難しいシーズンとなっている印象です。

 個人的にはグリーンチャンネルで放送された「POGドラフト会議」でサトノレイナスさえ抽選負けしなければもう少し楽な気分でシーズン後半を迎えることができたと思うのですが…。この後も朝日杯FS、ホープフルSとG1が続きますし、果たしてクラシックの主役となる馬が現れるのか注視したいと思います。

 6日の中山・新馬戦でアオイショー(牡、中舘)が勝利。師が「今まで自分が管理した馬の中でトップレベル」とまで話していましたが、直線でのしっかりとした伸び脚はまさに素材の良さが出ていましたね。「勝ち方次第でと思っていたけど、想像以上の勝ち方だったのでホープフルSを目指します」と師。石橋脩とのコンビでG1へ向かいます。

 オーソクレース(牡、久保田)は公式にホープフルS参戦が発表されました。鞍上はルメールとのこと。9日は南Wで71秒3-56秒5-41秒6-12秒9と馬なりで計時。まずは軽めに順調に調整が進められています。

 同じく無敗のランドオブリバティ(牡、鹿戸)は11月下旬に帰厩済み。9日は南Wで70秒4-54秒2-39秒2-12秒3を直線仕掛けて計時。力のいる今のウッドでしまい12秒3は優秀ですね。さすがに2連勝している馬です。鞍上は三浦が継続して騎乗する予定。

 5日の葉牡丹賞を圧勝したノースブリッジ(牡、奥村武)は京成杯へ向かう。(馬三郎美浦支局・木村)

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