【競輪】水菜、逆転GP切符 ナショナルチーム効果でトライアルV

 「ガールズグランプリトライアル2020」(20日、小倉)

 3日目は1~8Rで男子1次予選(2走目)、11、12Rではガールズグランプリトライアルの決勝が行われた。11Rは佐藤水菜(21)=神奈川・114期・L1、12Rは児玉碧衣(25)=福岡・108期・L1=が優勝。この結果により、ガールズグランプリ2020(12月28日・平塚)の出場7人が決定した。

 佐藤が2年連続2回目のグランプリ出場権利をつかみ取った。太田-小林の後位からレースを進め、最終2角で小林がまくり発進すると、佐藤はその上をまくる。外から梅川もまくりと自力の打ち合いになったが、最後まで踏み切り優勝を勝ち取った。

 優勝しかグランプリに出場できない状況できっちり結果を残したのは今年7月から加入したナショナルチームの効果だ。「ここを優勝するしかないと強い気持ちになった。ナショナルチームに入って、タイムも上がっているし成長できている」とグランプリで戦う準備はできている。昨年は腰痛がひどく、レースに参加できなかったが、今年は平塚での開催。地元の応援を背に果敢に攻める佐藤から目が離せない。

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