自転車・橋本英也3年ぶり3度目V 五輪へ順調仕上がり「メダルとれる」

 「自転車・トラックレース全日本選手権」(7日、ヤマダグリーンドーム前橋)

 東京五輪男子オムニアム代表の橋本英也(26)=日本競輪選手会=が同種目で3年ぶり3度目の優勝を果たした。男子ケイリンは深谷知広が五輪代表の脇本雄太、新田祐大(いずれも日本競輪選手会)を抑えて優勝。脇本は2位、新田は4位。女子ケイリンも五輪代表の小林優香は梅川風子(ともに日本競輪選手会)に敗れて2位だった。女子マディソンは五輪代表の梶原悠未(筑波大院)、中村妃智(日本写真判定)組が優勝し、スクラッチも制した梶原は4冠となった。

 レース後も爽やかな顔が崩れることはなかった。五輪出場種目で17年大会以来の頂点に立ち、橋本は「気づけば3年ぶりでうれしい。本来なら東京五輪の年でもある。順調に仕上がってきている」と充実感を漂わせた。

 4種目の合計点で競うオムニアムでは「最初の3種目が重要になってくる」とプラン通りにスクラッチ、テンポレース、エリミネーションでポイントを積み重ねた。総合ポイント1位で迎えた最終種目のポイントレースは頭脳戦で守り切り、王座を奪還した。

 「(代表入りを逃した)リオ(五輪)からのプロセスは間違っていなかった。(東京五輪では)メダルを取れる位置にいる」と自信をのぞかせる。この勢いのまま、来夏の大舞台も駆け抜ける。

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