「日本ダービー・G1」(31日、東京)
桁違いの脚力で皐月賞を制したコントレイル。鞍上もさらに自信を深めたはずで、道中は慌てることなく出たなりのポジションで脚を温存。幸い前で飛ばす馬もいないとなれば、自慢の瞬発力が生きる展開に。ここも力の違いを見せつけ、一気に勝負をつける。
過去10年で大外一気を決めたのは13年の勝ち馬キズナただ一頭。昨年Vのロジャーバローズをはじめ、近年は直線で内を通った馬の活躍が目につく。
ライバルよりも前で運ぶサリオスが逆転の一番手。内めをロスなくさばければアルジャンナ、ワーケアもゴール前で強襲。好走率の高い枠番を引いたサトノインプレッサも不気味だ。