【日本ダービー】サトノフラッグ 武豊とのコンビ復活に国枝師期待「心強い」

 「日本ダービー・G1」(31日、東京)

 歴代最多の5勝を挙げる武豊騎手(51)=栗東・フリー=が、増沢末夫元騎手の持つ、48歳7カ月6日を超える史上最年長Vを狙う。相棒は2走前の弥生賞ディープインパクト記念でコンビを組んだサトノフラッグ。皐月賞では5着と伸びを欠いたものの、唯一父ディープインパクトの背中を知る鞍上がどう導くのか。

 サトノフラッグは26日朝、美浦坂路を4F66秒2で駆け上がり、最終追い前日の調整を終了した。国枝師は「中間は在厩で順調。懸念材料はない。27日は(美浦Wで)5F67~68秒くらいでいいかな。しまいを伸ばす感じで」とソフトな仕上げをイメージする。

 2番人気に支持された皐月賞は5着。「前走は首をかしげるばかり。スムーズだったけど、迫力が足りなかった」と指揮官も敗因をつかみ切れていない。ただ、武豊とのコンビが復活することは何よりの強調材料だろう。「心強い存在だよ。ダービーの勝ち方を知っているジョッキーだし、いいイメージしかないんだから」と名手の手腕に期待していた。

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