【競輪】川崎が1カ月ぶりに再開 売上は前年同時期を1億4000万円超

対人距離を意識してウオーミングアップする選手たち
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 「チャリロトステージ1・F1」(18日、川崎)

 川崎競輪は18日、約1カ月ぶりにレースを再開した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、競輪は4月8日から全国各地で開催中止が相次いでいる。川崎競輪も4月は2開催の中止を余儀なくされていた。

 今開催を施行する千葉市の公営事業事務所は「経済を止めてはいけないと市長を含めて考えていた。競輪は社会貢献の一面を持っていることも大きい。首都圏の参加選手が多かったことも加味して、最終的に開催を判断」と説明した。

 開催を運営するJKAは、レース場内で選手・関係者の3密回避対策を徹底。開催中の選手宿泊施設については、常用の宿舎は4人部屋を2人使用に変更し、全国あっせんのS級選手45人はホテルへの分宿で対応した。

 この日は昼間開催で、人気のガールズケイリンも共催するF1戦初日。全12レースの売上は4億2892万7400円。同じガールズケイリン共催のF1戦初日で、ナイター開催だった昨年5月25日の売上は2億8639万2000円。1億4000万円以上も上回った。当初の見込みだった開催3日間で6億円の売上も大きく上回るのは確実だ。

 一方で、道路一本を挟んで隣接する川崎競馬は事情が異なる。川崎競輪の中止期間に、2開催10日間の競馬を実施。馬券発売が電話・インターネット投票だけの無観客開催でも、売上は好調だった。期間中の重賞レースは、2回とも売上最高記録を大幅に更新。4月15日のクラウンCは前年比125%、5月13日の川崎マイラーズは同131%だった。

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