【競輪】2020年ガルコレ第1弾は児玉碧衣が制圧 最終バックまくりでVゴール

 「ガールズケイリンコレクション2020福井ステージ」(29日、福井)

 「G2・第4回ウィナーズカップ」最終日9Rで行われ、児玉碧衣(24)=福岡・108期・L1=が最終バック6番手からまくって1着。ガールズケイリンコレクションは2019年5月の松戸以来、通算3回目の優勝を飾り、賞金215万円(副賞込み)を獲得した。

 赤板で内を突いて児玉後位を確保した石井貴子(千葉)が2着、最終バック2番手から先まくりを敢行した尾崎睦(神奈川)が3着に入った。

 レースは赤板前に周回中最後方の長沢彩(愛知)が上昇し、鈴木美教(静岡)が切り替えて続く。児玉後位は高木真備(東京)が入っていたが、外に少し膨らんだ隙に石井が内から上昇。児玉後位を奪われた高木は、外から追い上げ、打鐘過ぎに4番手を確保。

 後方からの仕掛けがなく、正攻法の梅川風子(東京)が最終ホーム手前からペースアップ。周回中から2番手の尾崎がバックから先にまくり上げるが、6番手から豪快に踏み上げた児玉が、直線で尾崎をとらえて先頭でゴール。児玉を追った石井が2着、尾崎は3着だった。

 ヒロインの児玉は「位置が悪くなっちゃったけど、バックで自分のタイミングで踏み込んだときに、まくれる感じはありました。仕上がっていたと思います」と激戦を振り返った。

 続けて「5月のガルコレに出られないので、ここで勝ててホッとしました」と獲得賞金を上積みできたことに満足げ。

 もちろん、年末のガールズグランプリ3連覇へ向けて奮闘中だが「7月のサマーナイト(ガールズケイリンフェスティバル=平)ですね」と直近の目標を掲げた。

 ガルコレ初優勝のバンクでフェスティバルも初優勝を飾り、そのまま年末へと突き進むつもりだ。

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