タイキシャトルのたてがみ切った疑いで女逮捕 19年9月、ヴェルサイユファームで
北海道警門別署は27日、国内外のG1を5勝した顕彰馬タイキシャトルのたてがみの一部を切り取ったとして、器物損壊の疑いで埼玉県川口市並木3丁目、無職田中和世容疑者(55)を逮捕した。容疑は19年9月13日午後、日高町のヴェルサイユファームで、同馬のたてがみ長さ15センチ、幅8センチを鋭利な刃物で切った疑い。道警は田中容疑者の認否を明らかにしていない。なお、10年ジャパンC覇者ローズキングダムのたてがみも切られており、道警は関連を調べている。
同牧場の岩崎崇文社長(27)は「ようやく逮捕につながった。今後の抑止力になるといい」と話した。北海道では19年9月、同町の別の牧場でも93年菊花賞を制したビワハヤヒデ、浦河町の観光施設で同年の日本ダービーで勝利したウイニングチケットのたてがみが切られる事件があった。

