【競輪】玉野G3は写真判定の末、郡司浩平と新山響平が1着同着優勝

 「瀬戸の王子杯争奪戦・G3」(8日、玉野競輪)

 郡司浩平(29)=神奈川・99期・SS、新山響平(26)=青森・107期・S1=が1着同着優勝。郡司は通算7回目、新山は4回目の記念優勝を成し遂げた。なお、記念では2011年8月の富山以来となる同着優勝となった。9Rで行われたルーキーチャンピオンレースは朝倉智仁が制した。

 力勝負の結末は同着優勝だった。打鐘から先行した新山と最終バック7番手からまくった郡司の勝負は写真判定の末、優勝を分け合う形となった。

 新山は「落ち着いて抑えて駆けた。最後は横一線で分からなかった。同着で複雑だけどプラスに考えて次に生かしたい」と語り、郡司は「前回はチャンスで優勝できなかったし、今回はしっかり仕掛けようと思った。結果が出てホッとしている」と笑顔を見せた。

 両者の次走はともに、G2・ウィナーズカップ(26~29日・福井)となる。新山が「かなり力と技術は付いてきている。優勝を目指して頑張る」と意気込むと、郡司も「今の調子なら優勝を狙える」とVへ意欲を見せる。今度はひとつ上のステージで雌雄を決するつもりだ。

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