「よさこい賞争覇戦・Ｇ３」（４日、高知）

　新型コロナウイルスの影響で無観客開催となった高知競輪の開設記念シリーズは３日目。ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０１９（立川）を制した佐藤慎太郎（福島）を筆頭に浅井康太（三重）、三谷竜生（奈良）らタイトルホルダー、小川真太郎（徳島）、取鳥雄吾（岡山）、佐々木豪（愛媛）、山中貴雄（高知）、渡辺雄太（静岡）、近藤龍徳（愛知）らが激戦を展開している。そのシリーズを盛り上げるため、高知競輪場内の特設スタジオからニコニコ生放送「高知けいりんチャンネル」を４日から配信中。元競輪選手で解説者の野本順三氏（５４）、元ガールズケイリン選手の山口菜津子氏（３１）、タレントの木三原さくら（３１）、へにょ（年齢非公表）が車券談義に花を咲かせている。

　配信の合間に４人は取材に応じ、昨年１２月に引退したばかりの山口氏は「この番組に出るのは２回目です。前は全日本選抜（２月）のときに出ました。（車券は）３回も当たりましたよ」と選手目線からの勘がさえている様子。今場所の目標を尋ねると、野本氏が「僕を（番組から）降ろすことです」と横やりを入れてきたので、山口氏は「はい」とほほ笑みながら応答した。

　木三原は「高知競輪に来たのは２回目です。今のところ（３日目前半）は好調ですね」とニッコリ。ここにも野本氏は絡んできて「僕の抜け目を買って当たっていますからね」と言うと、木三原は笑顔で対応するしかなかった。

　ＤＭＭ競輪タレントのへにょは、ＩＴ企業社員からの転身。「穴狙いなので、なかなか当たらなくて…」と少し嘆いていたが、あきらめず的中を目指して予想に励んでいた。

　今場所の高知けいりんチャンネルは３日目（４日）、最終日（５日）の２日間限定で配信する。