【競輪】高知記念は浅井康太が制圧 最終2角8番手まくりで近藤龍徳とワンツー

 高知記念で優勝した浅井康太
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 「よさこい賞争覇戦・G3」(5日、高知)

 12Rで決勝戦が行われ、浅井康太(35)=三重・90期・S1=が最終2角8番手からまくって1着。2月の静岡記念以来、今年2回目、通算27回目のG3優勝を飾り、賞金363万円を獲得した。浅井マークの近藤龍徳(愛知)が2着、渡辺雄太(静岡)を差した佐藤慎太郎(福島)が3着に入った。また、6Rで実施されたブロックセブンは小倉竜二(徳島)が1着だった。

 レースは打鐘4角手前で渡辺-佐藤が先行態勢に入るが、すかさず吉沢純平(茨城)が巻き返して主導権奪取。吉沢マークの岡光良(埼玉)は離れ、番手に渡辺がハマる。8番手に下げた浅井は最終2角からスパート。番手から渡辺がまくり上げると、吉沢が合わせて前団はもつれていたが、浅井はハイスピードでまくり切り、先頭でゴール。近藤がしっかりと続き、この2人は3着以下を3車身も突き放した。

 8年間も守ってきたS級S班の座から陥落した浅井は「プレッシャーがなく、挑戦者になれています」と戦う姿勢を前面に出せている。

 今回の決勝戦については「自分のタイミングで仕掛けられたら、チャンスはあると思っていた。(8番手だったが)踏み出してから『行けるな』って感じはありましたね。すごく伸びました」と好仕上がりを強調した。

 浅井は四日市F1(22~24日)を経て、G1・日本選手権(5月5~10日・静岡)へと転戦。「しっかりと結果を出したいですね。新型コロナウイルスの影響がなくなれば、もっと声援が欲しいので、競輪場に来てください」と力を込めて語った。

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