【きさらぎ賞】ストーンリッジがG1馬を圧倒 指揮官「センスと能力ある」

 「きさらぎ賞・G3」(9日、京都)

 良血馬が素質開花を予感させた。全兄に13年弥生賞を制したカミノタサハラらがいるストーンリッジは5日、岩田望(レースはシュタルケ)を背に栗東坂路でエポカドーロ(5歳オープン)と併せ馬。僚馬を前に見ながら、鞍上が促すと一気にエンジン点火。G1馬を手応えで圧倒して2馬身半先着を決めた。4F54秒2-12秒0をマークし、藤原英師は「悪くないよ」とうなずいた。

 新馬戦は素質の片りんをうかがわせる勝ちっぷり。ただ、そこからの直行ローテで相手も格段に強くなる。「2戦目というのがどうかな」と指揮官は不安を口にするものの、「今回はどんな競馬してくれるか。乗りやすいし、センスと能力もある程度ある」と無敗での重賞Vへ期待をかけた。

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