【きさらぎ賞展望】グランレイ距離克服に自信

 「きさらぎ賞・G3」(9日、京都)

 頭数こそ少ないが、クラシックをにらむ好メンバーがそろった。グランレイは前走の朝日杯FSで、14番人気の低評価を覆す3着。頭の高い走りでコーナリングもうまくなく、まだまだ成長の余地を残すが、折り合い面は使うごとに進展が見られる。「馬群の中で走らせると折り合う。千八は新馬戦で負けているけど、控えていれば違ったと思う」と池添学師。マイルからの距離延長に不安はない。

 アルジャンナの前走・東スポ杯2歳Sはレコード決着の2着。勝ち馬は無敗でホープフルSを制したコントレイルだけに相手が悪かった。この馬自身の走破タイム1分45秒3は優秀で、能力の高さは示した。中間の調整も順調で、池江師は「落ち着きが出てきた」と成長ぶりを強調する。

 シンザン記念3着とコルテジアは重賞でも通用するところを見せた。自分のペースで走れば崩れず、京都千八は未勝利勝ちした舞台。前進があってもいい。新馬勝ちしたディープインパクト産駒の良血馬トゥルーヴィルとストーンリッジ、栗東で調整する関東馬ギベルティも優等生な走りでレベルが高い。

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