藤浪晋太郎、メジャー昇格後に「右肩痛」で15日間負傷者リスト入り 球団正式発表 マイナー9登板で防御率14・09

 藤浪晋太郎
 シラキュース・メッツの球団公式インスタグラム(syracusemets)より
 シラキュース・メッツの球団公式インスタグラム(syracusemets)より
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 米大リーグ、メッツは13日(日本時間14日)、3Aシラキュースで7日間の負傷者リスト(IL)に入っている藤浪晋太郎投手のメジャー昇格と右肩痛のため15日間のIL入りを発表した。

 藤浪は昨オフにオリオールズからFAになり、メッツと2月3日に1年335万ドル(約5億円)プラス出来高85万ドル(約1億3000万円)で合意。メジャー1年目の昨季に続いてメジャー契約を勝ち取ったが、オープン戦で5登板、防御率12・27と結果を残せずマイナー落ち。3Aで米国2年目の開幕を迎え、ここまで9試合に登板し、防御率14・09。7回2/3を投げて9三振を奪っているが、19四死球を与えている。

 同投手は3日のロチェスター戦を最後にマウンドから遠ざかっており、状態が心配される中、シラキュースが11日(同12日)に7日間のIL入りを公表していたが、理由は明らかにされていなかった。

 新天地では3月30日に初登板し、1回を無安打無失点に抑えたが、与四球3。最後は二死満塁のピンチを見逃し三振で切り抜ける綱渡りのピッチングだった。

 その後も課題の制球は安定せず、直近3日のナショナルズ傘下3Aロチェスター戦では6点ビハインドの六回2死満塁の場面で起用され、先頭打者に押し出し四球。回またぎの七回は2つ目の四球で走者を背負いながら後続を二ゴロ併殺に打ち取ったが、八回に2四球を与えたところで降板。マウンドに上がった野手が適時打を許して2失点目がついた。39球を投げてストライクはわずか16球。直球は158キロを計測したが、決め球のスプリットも含め、明らかにボールと分かる投球が目立った。

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