【シルクロードS展望】モズスーパーフレアが反撃

 「シルクロードS・G3」(2日、京都)

 主役は京阪杯8着からの反撃を期すモズスーパーフレア。今季の始動戦となるが、万全の仕上がりを見せている。昨年のスプリンターズSではゴール前まで逃げ粘って2着。初戴冠はすり抜けたが、速力はG1でも通用することを証明した。ここはスピードで圧倒する。

 スプリンターズSは13着と大敗したディアンドル。中団でスムーズに流れに乗れてはいたが、古馬の壁は厚く、力の差が出た印象だ。約2カ月の休養で充電完了。明け4歳の成長力を見せつけ、再進撃といきたいところだ。

 昨年のCBC賞V以来の復帰戦に臨むレッドアンシェル。脚部不安を発症して戦線離脱。6カ月半ぶりの実戦だが、中間は久々を感じさせない動きで、力を出せる仕上がりにある。芝1200メートルに矛先を向けて一気の2連勝。スプリント界の新星になり得る好素材の今季初戦に注目したい。

 セイウンコウセイは近3戦でひと息の結果に終わっているが、17、18年の2着馬で、1月~2月の厳冬期は6戦5連対と寒い時季が得意なタイプ。軽視は禁物だ。3戦連続3着のカラクレナイ、京阪杯4着のアウィルアウェイも圏内。

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