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【競輪】松浦悠士、初GP決める 賞金ランク9位!広島勢低迷期に終止符

 今回は初めてのグランプリ出場を目指す松浦悠士(28)=98期・S1=と吉岡詩織(25)=116期・L1=をピックアップ。かつては特別競輪(現在のG1・G2)で優勝戦線を盛り上げた広島支部勢だが、1990年ごろから低迷。だが、今年に入って男女2人がグランプリ出場圏内に顔を出してきた。現在の広島支部をリードする2人が、年末へ向けての意気込みを大いに語った。

 スマートかつクレバーな走りで、ファンだけでなく選手間でも人気が高い松浦。日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)98期生で10年7月にデビュー。13年7月にS級2班に初めて昇格したが、思うように走ることができず、1着なしで14年1月にA級1班に降格。それでも腐ることなく、競輪を追求していった。「意識を変えていきましたね。乗り込みもしますけど、効率よくレースで生かせる練習を心がけました」。1年間、A級1班でじっくり鍛え直し、15年1月にS級2班に再昇格すると、メキメキと力をつけていく。

 16年1月、S級1班に昇格。ここから進撃が始まった。3月に日本選手権(名古屋)でG1初出場すると、その後は現在まで全てのG1に出場とトップレーサーとして活躍している。

 転機は17年12月に開催された地元の広島記念(G3)。「準決で落車したんですよね。でも、手応えはあったんです」。S級トップクラスのレーサーと互角に渡り合える感触を得た。そして18年7月のG2・サマーナイトフェスティバル(松戸)でビッグレース初の決勝進出。「その決勝戦も3着。これは自信になりましたね」。勢いづいた松浦は、同12月の広島記念でG3初優勝を飾った。

 今年は序盤から快調に飛ばしている。2月の全日本選抜(別府)でG1初の決勝進出。3月のG2・ウィナーズカップ(大垣)、5月のG1・日本選手権(松戸)、7月のG2・サマーナイトフェスティバル(別府)でも決勝に進出し、獲得賞金ランクは9位につけている。

 「グランプリ出場は夢じゃなく、現実のモノに近づいたと思うんです。僕は脚力がないので、どうやってうまく走るのかって、いつも考えています」。常に競輪と向き合っている松浦。今年のラストG1・競輪祭(11月19~24日・小倉)に向けては「とにかく(グランプリ出場は)自分で決めたい。決勝の確定板に載ります」と気迫みなぎる目で語る。最後に「やるべきことはやれています」とキッパリ。12月30日、立川11Rで雄姿を披露する松浦が、今から目に浮かぶ。

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