【競輪】中川誠一郎が4連勝の完全Vで地元熊本記念連覇

 「火の国杯争奪戦in久留米・G3」(27日、久留米)

 中川誠一郎(40)=熊本・85期・S1=が最終バックから番手まくりを決めて優勝。4連勝の完全Vで地元記念連覇を果たした。2着には松浦悠士、3着には門田凌が入った。なお、6Rで行われたブロックセブンは湊聖二が1着となった。

 完全優勝で地元記念連覇を果たした中川。「4連勝はしたことがなかったし、心配だったけど、なんとか獲れた。応援もすごかった」と笑顔を見せた。レースは前を任せた中本が打鐘で強引に出切って先行。打鐘4角で門田、最終1角で松浦が巻き返してきたが、力強く駆けた後輩の思いに応え、バックから番手まくりを敢行して優勝を決めた。

 「G1より調整してきた」と並々ならぬ思いで挑んだ地元記念。「ラグビーじゃないけど、ONE TEAM。熊本が1つになって、自分が代表して優勝できた」と熊本支部の結束力で連覇を決めた。次走は小倉で行われるG1・競輪祭(11月19~24日)。「地元地区なので、今回と同じくらい仕上げて臨みたい」と今年3回目のG1制覇へ照準を合わせた。

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