【地方競馬】黒船賞に今年も豪華メンバー集結 高知競馬関係者がPR

 高知競馬唯一のダートグレード競走「第21回黒船賞・Jpn3」が21日、高知競馬場で行われる。このPRのため、高知県競馬組合業務課の久家崇徳課長補佐、佐原(旧姓・下村)瑠衣元騎手、黒船賞広報キャプテンの岡林あやのさんが12日、大阪市のデイリースポーツを訪れた。

 昨年は単勝234・3倍のエイシンヴァラー(兵庫)が見事に差し切り、地方馬として史上2頭目のV。3連単が29万円馬券の波乱だったこともあり、場内は熱狂に包まれたという。岡林さんは「高知の馬が勝ったらもっとすごい盛り上がりを見せると思います」と、第1回(98年リバーセキトバ)以来となる地元馬の勝利を思い描く。

 一方、佐原さんは元騎手目線で高知の攻略ポイントを披露。「日によって内ラチ沿いの砂の深さが違うので、当日の1Rを判断材料にしてもらえれば」。JRA勢は近2年2着馬キングズガードなどが出走予定。地方馬は連覇を狙うエイシンヴァラー、優先出走権付与レースを連勝中の地元馬サクラレグナムあたりが期待を背負う。昨年は、当日売り上げ合計が8億円超と前年比で大きく上昇。今年も盛況が期待される。

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