21歳の藤田菜七子「感謝の気持ちを忘れず」

 JRA女性騎手の藤田菜七子騎手=美浦・根本=が9日、21回目の誕生日を迎えた。ハタチの一年を振り返り、「アッと言う間でした。たくさんの馬に乗せていただき、感謝しないといけない。その気持ちを忘れず頑張っていきたいです」と気を引き締める。

 4日の新潟6Rを8番人気ウインスラーヴァで逃げ切り、今年12勝目をマーク。この勝利でJRA通算32勝となり、牧原(現・増沢)由貴子元騎手の持つJRA女性騎手の最多勝利記録34勝まであと2勝としている。ただ、本人はその数字を意識することなく、ただただ目の前のVに対して貪欲だ。「年齢を重ねた心境は特に変わりありません。次の1勝を目指して頑張っていきたい」と改めて誓った。

 20日には、ばんえい競馬(帯広競馬場)の『JRAジョッキーDAY2018』にJRA女性騎手として初出場。エキシビションレースへの参加も決まっており、「(ばんえい競馬を)実際に見るのは初めて。楽しみです」と声を弾ませた。21歳の菜七子が、これからもさまざまな形で競馬を盛り上げていく。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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