【大阪杯】1番人気のスワーヴリチャードが悲願のG1初制覇 4歳馬で「123」
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「大阪杯・G1」(1日、阪神)
鞍上こん身の手綱さばきがさえ渡った。M・デムーロ騎乗のスワーヴリチャードがG1初制覇。スタートで後手を回り、一時は道中最後方に。しかし、向正面で強気に上昇して先頭をうかがうと、そのまま脚勢衰えず、後続を追撃を力強く振り切って1番人気に応えた。勝ちタイムは1分58秒2。
M・デムーロは「いい手応えだったし、ヨーイドンの時にすごくいい脚で、最後まで伸びた。(昨年の)有馬記念の時にペースが遅く、外々を回らされて、それは嫌だったので、今回はそれを最初から気にしていた」と回顧。戦前、不得手とささやかれていた右回りだったが、「直線では手前を変えていた。有馬記念では変えていなかったので。思った通り。本当に良かった」と喜びをかみしめた。
2着は6番人気のペルシアンナイト。3着には2番人気のアルアインが入り、4歳馬によるワン・ツー・スリーとなった。