なぜ阪神・岡田監督は佐藤輝を2軍に落としたのか 「全部が全部打てるわけじゃない。そういうことを言ってるんじゃない」掛布雅之氏に明かす

 阪神・岡田彰布監督と掛布雅之氏の対談が27日、MBS「よんチャンTV」内で放送され、掛布氏が5月15日に佐藤輝明内野手の出場選手登録を抹消した理由について質問した。

 岡田監督は「全部が全部打てるわけじゃない。そういうことを言ってるんじゃない。打てなくても悔しがる姿。そういう総合的な面ですね。いろんな面での姿勢や内容を含めてね」と明かし、凡打や失策を犯した後でも淡々とした表情でプレーを続けるスタイルが、2軍落ちの要因のひとつになったと説明した。

 佐藤輝は最短であれば25日の巨人戦から再昇格可能だったが、岡田監督は「(最短の)10日じゃないですよ」と言及。佐藤輝のプレースタイルなどに変化が表れなければ、1軍に昇格させる予定がないことを示唆した。

 左打者ではNPB史上初となるルーキーイヤーからの3年連続20本塁打を記録した4年目の佐藤輝は今季ここまで、35試合に出場して打率・209、3本塁打、17打点となかなか浮上のキッカケをつかめず、守りでも6失策を記録している。

 掛布氏は佐藤輝を一日も早く再生させるための私案として、「白いボールをひたすら打たせる。体中の汗を全部出させたい」とガムシャラにバットを振り、野球漬けになることではないかと語っていた。

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