酒井学「ご褒美」300勝達成でチャンスをモノにする!ライデンと大阪杯も逃げる

 チャンスをモノにしたい。先週、土曜の阪神でJRA通算300勝を達成した酒井学騎手(38)=栗東・フリー=に、大阪杯の騎乗依頼が舞い込んだ。逃げ切ってメモリアルVを決めたリリーヴィクトリーと同じ、池添兼厩舎のヤマカツライデンだ。

 登録の段階ではライデンは17番目の次点だったが、マルターズアポジーがダービー卿CTに回ったことで出走が可能となった。しかも、同型の逃げ馬が回避してのゲートインだから、まさに願ったりかなったりだ。

 過去、酒井はライデンに中京2歳S(6着)で騎乗している。久々にコンタクトを取った追い切りに「悪くない」と好感触。前走阪神大賞典(6着)の内容も細かにチェックし、「3000メートルのレースで1000メートル通過が1分1秒。本当ならもっと後ろが離れてもいいのに、厳しい展開になった。先生と相談してだけど、今度は(1000メートル)1分を切るぐらいで逃げてもいいかな」と作戦を練る。

 「先週、勝っての今回なので、ご褒美なのかなって思います」。いいことは続くものだ。大舞台で大仕事をやってのける。(デイリースポーツ・井上達也)

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