【JC】キタサンブラック 3馬身差先着 史上2頭目の連覇へ不安なし

 「ジャパンC・G1」(26日、東京)

 元気いっぱいだ。始動戦の天皇賞・秋を快勝したキタサンブラックが15日、前走後の初時計をマークした。黒岩(レースは武豊)を背に、栗東CWでクレバーバード(2歳500万下)、ブラックマイスター(3歳障害未勝利)との併せ馬。最後方から追走して、6F81秒1-37秒1-12秒2で前者と併入、後者には3馬身先着を決めた。

 鞍上は「変わりないですね。先行した馬が早く失速したので、予定より早く抜いてソラを使いましたが、いつもの走りです」と好感触。清水久師も「予定通り、1週前はしっかり。あの(不良)馬場を走ったあとなので、毎日の変化を見ながらケアをしました。軽めですが、レース後すぐに乗り出せたし、どこも傷めてないですよ」と体調に不安はない。

 今週から実戦復帰する主戦の武豊も「前走でこの馬の強さを再認識しました。(引退まで)残り2戦。今回も結果を残したいですね」と力を込める。G1・6勝馬がさらに状態を上げ、12&13年のジェンティルドンナに続く、史上2頭目の連覇に挑む。

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