【函館SS】キングハート軽快走 呼吸ピッタリ!堅実コンビ

 「函館スプリントS・G3」(18日、函館)

 軽快なフットワークが目下の好調ぶりを物語る。オープンに昇級後、2着、1着と力を付けているキングハートは15日、函館Wで5F66秒9-38秒7-13秒0をマーク。直線で肩ムチが一発入ったものの、序盤から人馬の呼吸が合っていた分、手応えは最後まで楽だった。鞍上の中谷は「これだけ乗りやすいと、逆に不安になりますね」とジョークを飛ばしながら、「でも、それがこの馬のいいところ」と操縦性の良さを強調した。

 相棒とは手が合う。初コンビで初Vへ導いた15年11月の未勝利戦を含め、(4・3・0・2)と堅実だ。「初めて乗った時から“いいな”と思っていました。レースを使っていっても難しい面が出てこないし、乗るごとに良くなっている」と成長ぶりを伝える。

 自身にとってもデビュー20年目の重賞初Vが懸かる。「これだけ強い相手と走るのは初めてだからね。胸を借りるつもりで頑張ります」。待望の初タイトル奪取に“人馬一体”で挑む。

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